遅ればせながら近所のヨドバシにて、MacBookとMacBook Proを触ってきたので、雑感など。
トラックパッドは思いの外普通に、今までとまったく同じ感覚で操作出来、拍子抜けだったくらい。一瞬ボタンがないのを忘れてクリックしている僕がいました。今まで通り2フィンガータップでのコンテキストメニュー表示も選択出来、左右に物理ボタンで割り当てる事も出来る。マルチタッチジェスチャーも快適で、確かにこれは新しいUIの到来を予感させる仕上がり。独立したボタンを排しパッド面積を稼ぎつつ、物理的なボタンを残したアップルらしいアプローチには感服。
特に4フィンガージェスチャーは、デフォルトでExposé やアプリケーション切り替えに割り当てられているが、これが日常使用では重宝しそうな予感。今までExposé はディスプレイのコーナーに割り当てていたけど、ポインタが移動する分、元の作業に戻るに当たって1クッションある感じだったし、不意に意図せずコーナーにポインタが入って、Exposé が起動するのが不愉快な事もあった。4フィンガーに割り当てて、コーナーへの割り当てをオフにしたら、快適なんじゃないだろうかと想像した。
ボディは実数値より薄く感じる。重さも然り、と言いたい所だけど、ちょっと持ち上げた拍子にMagSafeコネクタが抜け、システムが落ちてしまったところを見ると、どうやらバッテリは抜いた状態になっているようだった。これまた従来マシンのようにバッテリそのものが筐体の役割を果たしていた仕様ではなく、カバーのある状態なのでパッと見は気がつかなかった。また、持ってみた時のたわみもまったく感じられず、ユニボディによる剛性アップが実感出来る。ユニボディそのものの剛性と言うよりも、部品数が少なくなった事による恩恵がでかいんじゃないかと思う。
LEDバックライト液晶とガラスディスプレイの発色はとてもきれい。ユニボディとガラス面の剛性のお陰で、後ろから強めに押してみても、液晶がたわむ事はなかった。ガラスの映り込みは確かに激しい。でも、従来のMacBookのような、ディスプレイ表面と液晶面との間にあった、ちょっとフワフワした印象はあまり感じなかった。これはロケーションによっても違うかも。
体感速度もこれまた実数値より速く感じるけど、これは自分のMacBook(Late2006)も間に3世代挟んでるし、あまり余計なアプリケーションがインストールされていないデモマシンでは当然かも知れない。しかし何より、GPUを採用した事によるアドバンテージなのか、上記マルチタッチジェスチャーの反応がダイレクトに反映されるのは気持ちが良かった。一旦ログアウトしないと使えないMacBookのGPU切り替えだけど、ポセイドン田中俊光さんが根拠は無い推測だが、MacBook Proもソフト的な更新でHybrid SLIが利用可能になるのではないかと思う
と書かれていた。今のままの仕様では魅力も半減だし、ぜひ期待したいところ。
しかしやはりMacBookのFireWire廃止は痛い。僕は日常的に母艦のG5との同期を、MacBook側のFireWireターゲットディスクモードに依存していたので、これをネットワーク接続なりに移行しないと行けないかと思うと、速度面も含め、面倒な問題が出て来そうで憂鬱だ。かと言って、実物に触って痛感したけれど、今さら15インチのMacBook Proは、文字通り荷が重い。価格的には安い方のProだったらアリかな、なんて思っていたけど、自分の使用範囲を考えるとやっぱり、でかさと重さに耐えながらまで15インチは要らないな、と。
デザイン面は、ずっと先延ばしにされていたMacBook Proのメジャーアップデートにふさわしく、エレガント且つソリッド。Proの方はスピーカーのメッシュも細かくなって、余計な穴やネジも減ったのが美しい。MacBookの方もAirを食う魅力があると思う……。が、一つだけ不満をあげるなら、ヒンジの色が気に食わない。ディスプレイの枠に合わせて黒の塗装になっているのだが、これだと蓋を閉じた時、そこだけが黒くなってしまう。ボディと同じ銀にするべきだったんじゃないだろうか、と。でも、あそこが銀だと、それはそれでなんか、開いた時に立体感の乏しい配色になったかも知れないので、まあ、一長一短か。いっそ外側だけ、銀の塗装にするとか……それも微妙かなぁ。
総合ではとても魅力的だ。とても欲しい。でも、母艦との同期の問題に光明が差さないと、どうにも決め切れない。つかまあ、FireWire付いてたら、即ポチってしまったかも知れない事を考えると、抑制が効いて良かったのかも知れないなぁ、なんてね。
Posted by at 05:30
▼1年前はこんなこと書いてました...▼