先日「t0moriBlog :: デジクリが来ない 」ってエントリを買いたけれど、それに気付いたのは十河進さんの連載「映画と夜と音楽を…」の文末の署名にある一言メッセージを読んで、齟齬に気付いたから。
バックナンバーを読もうとふと「十河進」で検索したら、実はこの連載が「映画がなければ生きていけない」と言うタイトルで一冊にまとまっていた事を知った。ところが既に販売終了で入手不可能。うう、残念。
実は「日刊デジクリ」で毎回欠かさず読むコラムはこれだけだったりする。十河さんのコラムは、ご自分の今までのお仕事や人生での出来事と、当時見た映画への記憶の交錯が実に絶妙で感慨深い。その語り口はノスタルジックで写実的、つまりは読みながら次々にその光景を思い浮かべる事が出来るのだ。それが自分でなく十河さんの経験であるにも関わらず、まるで自分の経験を呼び起こされているような錯覚に陥ってしまう。デジクリ本のブログのこの本の感想用エントリのコメント欄によるとそれらのほとんどは記憶だけに頼って書かれているんだそうだ。驚いた。驚くと共に頷いた。なるほど、それだけの記憶に残るような思い入れを持って書かれた文章だからこそ、読む側も引き込まれてしまうのだろう。
現状この本はデジクリの自費出版と言う形らしく、在庫が切れた今、再販の予定はないようだ。しかし、「通常出版に乘べくうごいている」ともトップに記述がある(昨年11月の記述だから動いていた?かも)ので、そうなってくれる事を切に望みます。
Posted by at 16:34
▼1年前はこんなこと書いてました...▼