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2009年06月19日 (金)

CategoryImage「レスラー」

まさに男泣きできる映画。吉祥寺バウスシアターにて。久しぶりだ、バウス。相変わらず狭いなぁ。

当然日本人としては、先日の三沢光晴の死とも重ね、そして、自分自身の人生を重ね……ラストシーンはほろほろこぼれる涙が止まらなかった。


だからあまり多くを語りたくない。と言うか、語る言葉を持たない。

監督は「ミッキー・ロークでレスラーの映画を撮る」と決心し、製作会社からニコラス・ケイジで撮れと言われたのもはねつけ、厳しい予算削減に遭いながらも、ローク主演だけは譲らず撮り上げたと言う一本。まさにミッキー・ローク自身の人生ともシンクロする映画で、彼しか演じられない役がランディ“ザ・ラム”ロビンソン。ロークの人生のシンクロ具合は自身がインタビューに答えているそうで、町山智浩さんの日記に一文がある。

オレは破産して家を失った。女房も逃げていった。俳優としての信用も失った。ちやほやしていた取り巻き連中も消えていった。オレは魂を失った。オレはひとりぼっちになった……。

今年のベストワン映画はミッキー・ロークの『ザ・レスラー』 - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 から2009年6月19日に引用

ロークももちろん良かったけど、相手役でストリップバーのホールガールを演じたマリサ・トメイも素晴らしかった。この人、どこかで観たような気がしたんだけど、出演履歴の中には観た記憶のある物はなかった。なんだろう、デジャビュ?

プロレス好きじゃなくても、かつて取り返しの付かない後悔をした人、絶望を味わったことが事がある人、辛酸をなめた経験がある人、そしてある日、自分の生き方を決めた、いや、己のどうしようもない魂の声を聴いた、だから腹を括った人。そんな人には問答無用でオススメ。

Posted by at 19:14


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