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2009年07月05日 (日)

CategoryImage「その土曜日、7時58分」

BDで観ました。シドニー・ルメットに比べたら、俺なんてほんとにひよっこだよな、としみじみ。


いやいやいや、ありえね~。85の爺の撮る映画じゃないよ。老いてますます盛んと言うか、どちらかと言うと80~90年代はどうも評判を落とすような作品を連発していた印象があったから、汚名返上って所? メイキングを観たら、とても85とは思えない、バリバリ現役のルメット監督を拝めたので、さもありなんと腑に落ちた。

物語の構造は「ファーゴ」辺りに似てるけど、フィリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク、マリサ・トメイ、アルバート・フィニー……各役者陣が素晴らしく、また、カメラをFIXに据えた舞台的な演出も冴え渡ってた。ルメット監督が加えたと言う設定の妙が、じわじわと観客の気持ちを追い込んで行く所もとても良かった。元のシナリオが家族設定じゃなかったとは、完成した作品を観るととても思えない。それこそが核になってるわけだし。

もう、これが遺作でいいよ、ってくらいの傑作だった。

2009年8月5日、mixi日記より転載

Posted by at 16:16


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