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2003年11月17日 (月)

CategoryImage韓国アニメと日本の微妙な関係

リビング+:「日本アニメは、このままでは韓国に負ける」の声void GraphicWizardsLair( void ); //さん経由。

まあ、現場にいて正直そう言う感触もはっきりと有り、数年前から良く僕も口にしていたけど、むしろそれは人材育成の側面と、現状で韓国の下請けが、もう下請け値段では段々無くなってきているって事の方がでかい。まだまだ内容は二の次で求められるのはスピード、と言う感覚が韓国の会社にも、また”比較的高収入”な仕事としてアニメーション業界を選んだ現場(特にフリーの)スタッフの中には残っているのが問題では有るが、確実に世代交代は始まっている。そもそも日本の会社でさえ、遅くてわがままな国内のスタッフは当てにせずに、「これからは韓国を育てよう〜」等と本末転倒な事を言っているような現状では何をか言わんや、である。ただ、制作会社としても足下を見れば常にカツカツで自転車操業から抜けられぬ悪循環であるから、そう考えるのは”経営者として”間違っているとは思わない。

記事にて取材に応じている東京都産業労働局観光部の、佐藤賢氏の発言で少し気になる部分...
日本のアニメは、どこか“描かされている”という印象があり、また特定の有名アニメの影響を受けて、型にはまっているところがある。しかし韓国の作品は、一つ一つに個性と、しっかりした目的意識が感じられるというのだ。

文化の黎明期には新しい試みが数多く試行されるのは当然の事で、それを”目的意識”として捉えるのは首を傾げる。ひがむわけじゃないが、韓国政府の外貨獲得産業としてのアニメーション文化への貪欲な取り組みと、表層で見るだけで何も具体的に効率的な援助もせず、今まで冷遇(と言うよりは差別)してきた日本政府の取り組み方の歴史とでは、自ずと差が出ても致し方ないだろう。むしろお国のお偉いさんにはその辺をたっぷり考えて頂きたいもんです。しかしながら、前半のこの人の印象部分と言うのは、まったく以てその通り。作り手側も自虐的に閉じ篭る事を止めなければ、次のステップに行く事は難しいように自戒を込めて思う。

Posted by at 04:37


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