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2004年10月31日 (日)

CategoryImage被災地の彼ら

deepsix さんのエントリ経由で読んだ記事、「週刊!木村剛: [BLOG of the Week] これが新潟県中越地震の真実だ!」と、「天漢日乗さんの10月29日の記事」及び、この前後に今も引き続き行われている報道陣の行為。これは本当にひどい。許されてはいけない事だと思う。


必ずしも全ての取材スタッフがそうだとは限らないし、少なくとも僕の知っている ENG クルーは何処かでみんな、ある種の節度と覚悟を持ってこう言った取材に望んでいたように思えたから、まともなやつが大半を占めていると思いたい。極限の緊張下で、いささか度を越した態度の一部のクルー、及び調子の良いディレクターなどが目に付くだけだと思いたい。しかしながら多かれ少なかれこう言った事実は実際に有るのだろうと思う。

そして、いつの間にか、マスメディアの罪は「報道を見るすべての人々の罪」に転嫁されてしまうだろう。そんなのは、新聞社やテレビ局の一部の人間の罪に間違いないのだが、それをべっとりなすり付けられてしまうだろう。いつの間にか、ぼく自身のものとして「国民一人一人の罪」とかにすり替えられて、人口割りの責任負担を背負わされてしまうだろう。
そんなのはまっぴらごめんだ。
ぼくは偽善者ですらないけれど、見に覚えのない罪まで背負う余裕はないのだ。
そんなのは、明らかにズルなのだ。

deepsix さんの反応は非常に率直で的を得た物だと思う。同じように Blog なりで宣言する事も良いだろう。
 誤解を恐れず敢て書くけれど、別にケチをつけている訳じゃなくて、それでもそれを経て我々に情報が送られてきている事を忘れてはならないな、と思う。僕らがその番組を観る事によっての番組視聴料や、CMによってもたらされる広告料を見越して、これらの取材が行われている。そしてそれは同時に、僕らがそれを阻止する為に何か出来る可能性が有ると言う事でもある。
 例えば、そう言った悪質極まりない取材を元にされただろうと思われる、現地の方々の心痛(或いは現実の生活)に土足で踏み込んで、大外で高みの見物(そういう意味ではこうしてのんびり Blog なんぞに綴っている僕だって同じなのだが)をしながら、訳の分からない美談に仕立て上げたような映像を観ない、或いは放送している局に抗議すると言う事も大切だと思う。より効果的なのは、その番組を提供している企業の所謂「お客様センター」に抗議する事だろう。局自体に抗議するのはNHK以外ではあまり効果が無いと個人的には思う。彼らは視聴者なんかちっとも怖くない。簡単に騙せると思っているから。結局、 deepsix さんが言うように、数字が取れれば彼らの大義名分は立ってしまうのだから。理屈無く言うことを聞かざるを得ないのはスポンサーだけだ。そう言った意味では民放に比べ、組織内でその苦情なり抗議なりを受け止め、処理出来るNHKはまだマシなのかもしれない。上層部は永田町と同じく庶民との意識のズレが大きく、やってる事も往々にしてピント外れなのは否めないが。

阪神淡路大震災の時にもあれだけ叩かれた(お互い叩き合った)“被災地での報道姿勢”は時を経て、粛正されるどころかますます悪くなっているようだ。今、僕が出来る事は何なのか、考え、迅速に行動に移して行こうと思う。

迷いながらも書いた物の、言い訳だらけで言葉が上滑りしてる。情けない。それでも書かずにはいられなかった。後悔しそうだったから。

Posted by at 19:26


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